『鉄コン筋クリート』

予告を見たときから気になっていて、見たいナーと思っていた作品です。
このところ映画はご無沙汰な感じだったのですが、
だーりんと話をしていて、またまた遠距離映画デートしようという事になり、
こちらを見る事に決定。
当初見たいと思っていた、フラガールは、ロングラン中だし、
次回にという事にしました。
＃松山でやってなかったんですよねぇ、、、

見たのは、池袋のシネマサンシャイン。
渋谷からバスで向かいました、のが失敗だったかギリギリの到着になりました。
かなり焦りましたが、何とか席確保。
場所柄ですかね？なんだかザワついていて、その分反応が良い感じでした。

storyは、ネコと呼ばれる虞犯少年達のシロとクロの成長物語。
再開発される宝町（たからまち）を、ヤクザなどから守ろうとするクロと、
純粋無垢なシロとの深い絆が描かれます。
成長するのは、彼らだけではなくその周囲に居る大人たちにも影響が出て行きます。
最後、全てがハッピーエンドでは無いけれど、救われた気持ちで映画館を出られますよ。
設定は、パラレルワールドっぽいかなぁ。
地球星日本国～と言う台詞が登場するので、日本の中の町と言う雰囲気ですが、
60年代後半～70年代の町並み、主人公のシロとクロ（46と96の方が正しいのかしら？）の
設定は、第二次世界大戦後の浮浪児に近い感じです。
中々アナーキーな場面もありますが、なんだかグッと来てしまい、
最後には涙ぐんでしまったり、自分でも何処に涙してるんだか分からないのですが・・・

このところ、前もって情報集めて行かないので今回もぶっつけ本番って感じでしたが、
声優陣が中々良かったのですよね。
最近俳優、女優が声優を勤める事が多いアニメ映画界ですが
しょうは、それが実は苦手(^^;)
俳優さんと、声優さんの演技の仕方のコツは違う所にあると思っているので。
今回特に良いなぁと感じたのは、シロ役の蒼井優さん。
彼女の演技は見た事ないですが、シロの演技はとってもよかったです。
ちょっとクレヨンしんちゃん入ってる感じで、中性的な頃の少年ぽさがとっても良く出ていました。
クロ役の二宮和也さんも、違和感なく溶け込んでいてジャニーズきっての演技派って言うのは
へーと、うなずけてしまいました（演技は見た事ないので、分かりませんが、、、^_^;）。
他にも有名な俳優さんが声優やってます。
それお目当てにいっても損はしないんじゃないかな。

期待以上に良かったので、周りにシツコク薦めています　笑
そしたら、一人行きたいという事になり再度見に行く事に。
これはDVDではなく映画館で見たい映画なので、もう一度見たい！と思ってます。
今度は、もっと細かい部分を見てみようっと♪

そうそう、一つだけ気になった事が、、、、
上にも書いたように、声優さんの多くが芸能人（有名な俳優と言う意味で)だったのですが、
超有名な声優さんも参加されてました。
が、パンフにインタビューまで載っているのは芸能人のみ＿|￣|○
まぁ、声優さんと言うのはそう言う縁の下の力持ちっぽい立ち位置なのかもしれませんが、
納得いかないなぁ・・・・・