劇団☆新感線「犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート」

いやぁ、待ちに待った劇団☆新感線の舞台です！！
何度ぴあの抽選予約で応募しても「ご用意できませんでした」の返事しか貰ったことがなかったですよ。
席はかなり後方でしたが、それでも十分堪能できました！！
（以下ネタバレ含みます）

場所はサンシャイン劇場。
以前は良くキャラメル・ボックスに連れてきて貰ったので、場所はよく知っていたはず、、、
が、
やっぱりギリギリになってしまい（二度寝してしまったしょうが悪いんですが・・・）
走る走る。
サンシャイン通りを走るのは至難の業でしたが、なんとか場内が暗くなる前に席に着けました。

さて、内容は、もうタイトルからも分かるように、
犬神家を軸に、デスノートのネタも含んでいる感じですが、
アレは急遽入れたのかしら？と言うほどの、トランスフォーマーネタまで！！
もう、ドタバタしてる感じが凄いです。
どの役者さんもかなりアドリブというか、噛んだり、笑っちゃったり、アドリブ満載で、
見てる側もかなり楽しめましたが、やってる方々も楽しかったのではないかと言うほど。

アレは見ないと分かりません！
豪華有名役者陣は、どなたもしっかりとした基礎があるし、
安心してそのドタバタ振りを見ていられます！
兎に角オススメ。
サンシャイン劇場の狭い座席も気にならないほど（本当か？？？）
宮藤官九郎さんの舞台は初めてみましたが、ほっそいですねぇ　笑
演技は凄く巧い！という感じではないのですが、
あの、独特のとぼけた雰囲気が良いのでしょうねぇ。
その辺ちょっとしょうの好きな井之上隆志さんと通じる感じがしました。
木野花さんも、舞台は初めてだったのですが、お綺麗な方ですねぇ。
そして、コメディシーンも素敵にこなしてらしたし、そのシーン歌ってらしたんですが
巧いの、それが！！
動きもキレるし、早替えもあったりして見所満載。
小松和重さんは、最後のカーテンコール、かなり受けました！
そこまで細かい演出があるなんて！！！
粟根まことさん、噛んでましたねぇ、思いっきり　笑
アレは毎回あるんですかねぇ？「殺し屋の目」(^^;
まぁ、眼光鋭いってのは否めませんが。。。
古田新太さんは、フランス語なまりのある日本人役で、劇中劇で犬役まで　笑
しかし、悪役が似合うなぁ。
時々アドリブ風にやってたあれば、薮原検校ネタでしょうかね？？？
かなーりアドリブ多用されておりました。
劇中劇では、「大阪芸大の頃から存在が鬱陶しかった」とか、
「野田や蜷川と馴れ合っていくお前が目障りだった」とか、言いたい放題言われていました　爆笑
まぁ、話題の役者さんだし、巧いのは疑いようがないし、演出家としても使いたい素材でしょうしね。
見てる方としても楽しめるし、良いのですけどね　笑
池田成志さんは、最初はかなり濃い感じで出ていましたけど、
尻すぼみな感じで、ちょっと残念。
でも、相変わらず癖のつよーい役でしたね　笑

最後のカーテンコールは凄かったですよ。
「今回の公演は終了しました」のアナウンスも無視して拍手し続ける観客。
（しょうもその一人）
で、結局何度もアナウンス後にカーテンコールがあるんです！
そんなに何回もやってくれるのは数年前にキャラメルの千秋楽を見たとき以来。
観客としては凄く嬉しいですねぇ。
でも、幕後の一言見たいのはないのね・・・・

さて、今回の突っ込みどころは一つd(-_-#)
隣の席の女性二人組。
しょうの側の人は明らかに芝居見慣れてない雰囲気。
芝居中に喋るなーーーーーーーっ！(￣＾￣)
しかも、
「あれ、あの派手なジャケットが古田新太でしょ？？？あれ、ほらほら！」
って、中年おばさんみたいに指まで差してるし！！
勘弁して下さいよー　＿|￣|○
迷惑行為は、つまみ出して欲しいと思った瞬間でした。。。

さて、物販。
あまりに面白かったので、「高！」と思ったパンフも買ってしまいました　笑

お値段¥2800-
「○○が入っていまーす！」と、物販の人が叫んでいましたが聞き取れず。。。
まぁ、読みたいからいいやと思って購入しましたが。。。

じゃーん！
何だか、福袋みたいに色々入っています。
パンフ自体もかなり分厚いし、ちゃんと金田真一が使ってた風のノートを摸しています。
芸が細かいでしょ？
ブロマイドは各役者の分があるんでしょーか？
ちょっと気になります。
それプラス、新潮文庫をもじった、新感線文庫なんて物も付いています。
中身もちゃんとあるんですよ！
しかも！！

栞まで作り込む念の入れようです。
やっぱり乗ってる劇団はしっかり色んな部分をやってるんだなぁと、実感。
次回は１Fで見たいなぁなんて思いながら、劇場を後にしたのでした・・・

で、久々にストレスたまった状態で街に出たしょうは、
色々買い込んで帰って行ったのでした　笑