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道学先生 『デンキ島~白い家編~』 @TheaterTOPs [大好きお芝居・舞台♪]

久々の道学先生の公演。
今回も、しょう贔屓の井之上隆志さんが出演!
行って参りました、新宿のTheater TOP's。


マチネでしたが、それでも劇場への入り口はけっこうな人がおりましたねぇ。
流石の人気です。
今回のしょうの席はかなり前方の一番左端。
でも、始まったらすぐ引き込まれて位置のことは気になりませんでした。

ストーリーは荒れる海を行く大きくない(と思われる)船の上から始まります。
小さな島へ向かうその船には堅気とは思えない数人が。。。。
彼らは島を出て行った要するに鼻つまみ者たち。
本土へ渡って、今はヤクザにちんぴら、そしてヤクザのスケ。
彼らが島へ何をしに来たのかは始め明らかにされませんが、
そこで幼なじみとあって、ゴタゴタあって、、、、

井之上隆志さんの役は島を出て本土でヤクザになった男。
いつもはちょっと間が抜けたお調子者、でもとっても情にもろくて、、、
というような役が多いけれど、今回かなりシリアスでしたね(いや、話全体がシリアスだったけど)。
かんのひとみさんも、今回はチャキチャキした感じではなくて、
シットリとして、でもそれは不幸を背負ってるからでと言うような複雑な女性を演じてました。
しかし、やっぱり上手い役者さんは本当にその役になるんですね。
最初「え〜〜〜〜?」と思ったけれど、最後にはもう他の人出は考えられないくらいに
嵌ってる気がしました。

結局最後には何も変わらない日常が戻ってくると言うようなお話でしたが、
「そうかぁ、幼なじみってこんな感じなのかぁ」という、
ほろ苦いけど、ハッピーエンドとはいえない部分もあるけど、
妙にホッとする後味。
今回のお話はいつもの中島淳彦さんじゃないお味でした。
いやぁ、堪能しました。
ご馳走様、そう言いたくなるお芝居でした。


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