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今更ラーメンズに嵌る [大好きお芝居・舞台♪]

台湾爆食ツアー記1日目その3で、チャラっと書きましたが、
2007年から大外れしてチケットがとれなかった
ラーメンズの本公演。
しかし、2009年の本公演『TOWER』のチケットが先行抽選で当選し、
blog再開する直前に、行ってきたのです。
しょうの好みどんぴしゃで、嵌りました。


ライブ前に映像なんかで予習するのは、
せっかくの第一印象を削いで勿体ないような気がして、
予習はほぼしないで行きました。
それでの、第一印象が『これってお笑いなのか???』
(なので敢えてカテゴリも演劇にしてみたw)

コント、なんだそうですが、あまりに台本と構成がしっかりしていて、
しょうの認識している”お笑い”とは、違うものな様な気が。
知らない人に勧めるとしたら、
『男二人のオムニバス芝居、笑い要素盛り沢山』
と、紹介文をつけますw。

その後、DVD-BOXなど買ってまして、ぽち氏に貸し出したり、
旦那に半ば無理矢理見せたり(部屋で流し続けただけですが)してみて、
旦那は『結構面白い』と言いましたが、
ぽち氏は『面白いのとそうじゃないのの落差が激しい』とのこと。
好みはあるので、だからどうと言うのではないのだけど、
じゃぁ、何でしょうがそこまで面白いと思ったのかを考えてみたですよ。。。

ファンタジー、芝居、落語好きのしょう。
それを見慣れているので、『シュール』とは感じずに、
すんなり入っていけましたねぇ。

●しょうのツボ1
オムニバスの一つ一つがリンクしてる部分あり。
最近の本公演はワンテーマになってるらしく、オムニバスでも、
少しずつリンクしてるところがあったりして、そう言う所に気づく時の(!)の瞬間、
しょうのツボなのに気づきました。
(十二国記なんか、それのオンパレードでツボ押されまくってますしね)

●しょうのツボ2
感情移入が出来るだけの演技力がある。
プラス、感情移入が出来るだけのストーリーの構成がしっかりしている。
勢いとか、顔芸とか、客いじりと言うような瞬発的なネタだけではなく、
芝居味が強いものだから、入って行けたんでしょうね。
その話の中へ、気持ちが持って行かれる、もしくは、
入っていける説得力が欲しいのですが、それがあるのです。
そのストーリーの前後を想像する楽しみがある作品、
って言う部分も必要条件かも。

●しょうのツボ3
耳だけでも楽しめる。
ラーメンズのネタで特に好きなのは、会話劇系と気づきましてね。
動きを見なくても笑えると言うものが多く、
その点、落語に似ていて好みなのです。
元々TVより、ラジオの方が好きな事もあり、見るより聞いて面白いって言うのは、
しょうにとっては魅力的。

●しょうのツボ4
生の舞台にこだわる。
ライブ好きなので、やはり舞台を見に行きたい。
折角東京に住んでいるんだし。
映像はどうしてもアップや映像的演出がされるわけです。
舞台はその点視点が自由なので、自分の見たいところを見ることが出来る。
その視点によって、舞台の印象って変わると思うのですよね。
確かに、脚本や構成によって視点の誘導は出来ますけどね。
それでも、映像のように場面を切り取られると、視界は遮られる訳だし。。。
ラーメンズは基本的にTVでネタはやってない模様。
だから、チケット取りにくいというのもあるでしょうけど、やっぱりその場で見ないとねー、
と思ってるしょうにとっては、そのスタイルは好もしいですね。

まぁ、上の4つも個人的な好みについてですが、
以下は、もう本当に超個人的と思われるポイントです(^^;

●しょうの超個人的なツボポイント1
DVDなんかで見てると、
『あれ、この感覚前にもあったなぁ、何だろう、、、、』
と言う事が良くあり、記憶の地引き網をすると、
『あ、あれを見た、聞いた、読んだ時に感じたのと同じ感じだ!』
これは、パクリネタが多いと言う事ではないです。
しょうの感じた気持ちの方のお話。
で、それが好ましいものだったわけで、それを思い出しても良い気分になると言う、
好印象のスパイラルwww

例を挙げると、
『不透明な会話』
(他にも『金部』、『本人不在』、TOWERの語感の話の前半とかも同じ構造ですね)
印象は全く違いますが、『姑獲鳥の夏』で
京極堂こと中尊寺秋彦の登場シーンで、関口巽を言いくるめる
(と言う表現で良いのか?)場面を読んだ時の、膝を打つ感じ。
あれと同じ感じがうわっと盛り上がったのです(^_^; ワカリニクイ?
(もちろん小林賢太郎氏が京極堂で、片桐仁氏が関口君です
 あ、でも、印象的には陰陽師に出てくる源博雅系の天然風味もあるかな、、、)
あの、屁理屈にも聞こえる理論をもって相手を言い負かす(?)感じ。
しょうには出来ない芸当でもあり、その場面を見る・聞く・読むのは好きなのです。
(当事者になるのは御免です)

●しょうの超個人的なツボポイント2
二人が”二人でいる事”の意味。
ラーメンズの二人を見てて、
『スキマスイッチに似てる』とも思ったですよ。
キャリアからいって、逆なんですけどね。
(しょうが知ったのがスキマの方が先だったので、そう思っちゃうだけなんですが。)
去年のスキマのソロ活動の時に思ったのです。
『スキマは二人揃ってこそだなぁ、、、、』
しかも、福耳とかで二人が居てもやっぱりスキマじゃない。
と感じた事もあり(超個人的な印象なのは承知の上です)、
それと同じ事をグローブ座で見てて思いました。

何でか。

2007年に本多劇場で見た『ひーはー』。
あのときの片桐仁さんは、ラーメンズで見た時ほど魅力的ではなかった。
大王は大好きだし、『ひーはー』はほぼ当て書きだと思う。
あのときは面白いと思った、でも、ラーメンズの本公演見たら違うと思わざるを得ない_| ̄|○
他にも、すべて追いかけてるわけではないけれど、TVなんかで見る片桐仁像は、
どれもステレオタイプな気がします。
もったいないなぁ、と思うのはやっぱりラーメンズの時の彼が魅力的だからなんでしょう。
まぁ、それを演出してる小林賢太郎氏の力も凄いのでしょう。
が、やはり二人揃ってこそのラーメンズ。
だからチケットがとれないのか〜!(みんなそれを見たいから)
小林賢太郎氏のソロの方は見てないので何とも言えませんけどね。
別に二人という単位に拘ってるわけではありません。
劇団が好きなのも、そう言う理由だと思い至りました。
思えば、その昔『6人が一人でもかけたらその時が終わりの時』と言って
カクスコが解散した時、嘆き悲しみましたけど妙に納得するモノもあったなぁ、、、、

しかし、ラーメンズのDVDを見てると色々としょうの頭の引き出しを
引っ張り出されるので、引っかかった小説とか、漫画とか、他の芝居のDVDとかを、
ひっくり返しながら過ごしてる今日この頃。
色々気づかせてくれた彼らに感謝しつつ、次回公演を首を長くして待ち、
同時にチケットがとれますようにと、祈ります。
#Piperが定期的に本公演するようになったと思ったら、
 最近のラーメンズは2年に一度の割合だそうで。。。
 余計チケットとれないじゃないか_| ̄|○

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