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六月燈の三姉妹 @RedTheater [大好きお芝居・舞台♪]

最近しょうはご無沙汰していた、井之上隆志さん出演の舞台、
『六月燈の三姉妹』を、赤坂RedTheater で見てきました。

全編鹿児島弁の舞台、と言う事で期待していきました。
辺見えみりさん以外は皆さん九州南部出身者ですから、
その辺の息もぴったりだろうなということで。
特に、贔屓の井之上さんは宮崎弁話させたら、凄いですしw
座席は、C列1番と言う事でかなり前方の端っこ・・・
まぁ、居間側の方だったので、そう見づらくはなかったです。
普通のぴあの優先予約でこれだったので、不安でしたねぇ。
果たして、会場は埋まってるのか????

ストーリーは近くに大きなショッピングセンターが出来てから、
業績が落ちている商店街の和菓子屋を舞台に、
アットホームなバタバタ劇です。

お母さん(重田千穂子さん)からして、13年前に離婚、その後和菓子職人と再婚、
離婚後も一緒に店を切り盛り。
長女(はしのえみさん)は、出戻りで実家の店のお手伝い。
三女(檜山明子さん)は、婚約破棄した経験あり+現在不倫中(しかもかなりイタイ感じ)。
次女(辺見えみりさん)は、13年前父親についていって東京育ち&離婚調停中。
オンパレードといった感じの、女系家族www
対する男性陣は、三女の父親で現在和菓子屋を背負って立っているお父さん役に西田聖志郎さん。
次女の離婚調停中の旦那さん役で井之上隆志さん。

六月燈というのは鹿児島や宮崎の一部の神社や寺院で縁日が立つのだそうです。
六月というのは旧暦の六月ですから、今の暦だと7月ですね。
その六月燈のお祭りに和菓子屋さんでも新製品を売り出して逆転を狙い、、、
そこに、次女の旦那が説得に来て、、、
と言うもの。
『明日帰る』と言いつつ、結局何泊もしている井之上さん演じる平川徹w
もう、本当に未練たらたらなのが可愛らしいのです。
そうこうしてる内に、和菓子屋さんでお手伝いしたりして、家族には馴染んで行きますが、
最初にその家に現れた時には、アッサリ、サッパリと『諦めが肝心ですよ』的な事を言われ、
ショックな顔してたりしてたんですけどね(その表情がまた良いのですけど)。
姑との同居に耐えきれなくなって出てきたと言う設定でしたが、
その辺、納得できる説明というか演技がなくて、ただの我が儘に見えてしまった辺りが
ちょっと勿体なかったかなぁ、、、
まぁ、その方が徹の一途な部分が強調されますが。

物語は、なんとか別れようとする次女と、何とかやり直したいと頑張る徹を軸に、
三女は不倫を断ち切り、実家を手伝えるように和菓子作りを頑張って、
お母さん、元お父さんは結婚という形ではなく、
枠はないけど、家族として暮らしていく事を選び、
そんな中で、次女のかたくなだった気持ちもほぐれていき(と言う事なのだと思うんですが、、、)、
多分あの後は、別れずにいて、ってこと何でしょうね。

方言が頑張ってる感じではなく、自然に流れているのが、
心地よかったです。
西田聖志郎さんは篤姫の時にも方言指導をされた方なのだとか。
わかぎゑふさんも大阪弁の指導されたりしてますけど、
やはり、言葉ってその場の雰囲気を作りますからね、お芝居では大事ですね。
南国気質のほんわかとした、それでもサバサバしてる雰囲気が良く出ていました。
はしのえみさんは舞台では初見でしたが、やはり欽ちゃんに鍛えられてるだけの事はありますね。
今回のお芝居の中ではかなり堅実な役で、笑いを取るような箇所は少なかったのですが、
間の取り方が絶妙で、『巧い!』という印象。
他の舞台も見たくなってしまいます。

REDTHEATERは、あんぽんたん組合のお芝居を良く見に来ていたのですが、
大きさと良い、椅子と良いしょうには相性が良い劇場かも知れません♪
今度はもっと後ろの方の席で見てみたいですね。
どうも此処のお芝居を観る時はいつも前方で、多分今回のが一番後ろだったですよ。
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