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2010年4月分 [大好きお芝居・舞台♪]

個別にかこうと思ったんですが、
もう、5月になってしまう_| ̄|○
と言う事で、纏めさせて頂く事にいたしました(^_^;

4月は前半は控えめで、後半が怒濤の勢いでしたねぇ。
お芝居12本、映画1本で、計13本。
1本は2回行ったし、1本は体調不良で行けずだったので、
見た本数としては11本と言う事になりますか。


●4月10日(土) 無頼の女房
初、東京ボードヴィルショー。
井之上隆志さん、大西多摩恵さん出演、
中島敦彦さんの作演出と聞いたら、行かないわけにはいかない!
坂口安吾をも出るとした小説家塚口と、その周辺の
ちょっと異常な人間模様。
最後は息子に命を継いで武闘派の小説家塚口は、
逝ってしまうわけですが。。。
この作品は道学先生でもやっていたらしいのですが、
この主演者を見ると、あれ?道学先生??ってメンツw

●4月17日(土) 博覧會 〜世界は二人の為に
これ、サブタイトル要らなかったんじゃ・・・?
と思ってしまいました。
初っ端レビューショーに出ているショーガールを、
男性4人が演じているんですが、コレが凄い!
篠井さんはまぁ、良いとして、大谷さんと荒川さんは
なんだか見ても良いのかという感じがw
ビックリしたのは菅原永二さん。
前回見た『て』の時はなんだか女性として見るには、
ちと苦しい物があったのですが、今回しっかり女形でしたよ。
本編でも女形の役でしたが、劇中劇っぽくやられる時代物。
そこでの女役は、しっかり嵌っていました。
器用だなぁと、感心。
大谷さんも、篠井さんも昭和中期の江戸っ子気質を
しっかり表現されていて、流石。
荒川良々さんは、初めてだったんですが、
TVなどで見るのはイロモノ的な扱いが多いようですが、
こんな人情物のストレートプレイでも、しっかり役をこなしていて、
失礼な話ですがビックリでした。
お話的には切なすぎるストーリーですが、
生きていくには、こんな空元気も必要よねと思えるような最後でしたねぇ。
んでも、戦争がこれから激化していく時代でしたから、
彼らの未来は明るくなる事はなかったのでは、、、、
そうそう、前から2列目だったんですが端っこの席だったので、
始まる前の幕の後ろで飛んだり跳ねたりする彼らの姿が見えておりましたw

●4月18日(日) THE LEFT STUFF
久々のPiper公演。
何となく楽日だけじゃなくて、普通の公演日も見たいなと思って、
この日の分もチケット取ったのでしたが、
やっぱりこの公演は複数回見たくなる内容でしたね。
早めに劇場に着いた方が楽しめるとの事だったので、
珍しくさっさと劇場について、さっさとボードに記名w
朝食はFさんがジャムパン、
Eさんfromペルーの台詞部分、
『Yes,We can't!』
Gさんは有罪で一時退場、
一人っきりになるのはEさんで、話しかけたのは男性でした。
また、出し物の練習シーンはFさんGさんの音楽。
コチラお初だったそうで、カテコでもお二人ビックリしたとの事。
このときにFさんに叩かれたGさんの歯が折れた!のシーン、
実はキシリッシュだったそうですが、客席は完璧にリアルだと思ってましたよぉ。
最後は責任者がじゃんけんに勝って、全員焼却。
大王はきっと、Piperの公演では普通の演劇をやっても、
しょうがないと思ってるんでしょうね。
実験的な試みでしたけども、私は楽しみました♪
7月公演予定の四畳半ブルース、まだ女優が決まってないと嘆いてました。

●4月20日(火) 夢の裂け目
東京裁判3部作、見たい!と思って3本通し券を購入しよう!
と思っていたのに、すっかり忘れてしまいました。
結局チケットゲット出来たのはコチラと第3部の夢の痂。
井上ひさしさんが亡くなった事もあって、なんだか感慨深い公演になりましたね。
ミュージカルではないけれど、随所に歌での台詞がありました。
戦争が終わって、紙芝居屋の貸し元が東京裁判の証人として召喚され、
それに伴うてんやわんや。
なかなか、色んな事を考えさせられる舞台でした。
ちょっと前に見た棄憶も思い出さされましたね。
しかし、やっぱり庶民は強い!
そう、確認させられました。

●4月21日(水) アリス イン ワンダーランド
レディース デイの朝一で行ってきました。
初3D。
特に3Dで凄い!と言う感想は無く、、、
その昔ディズニーランドで見た、キャプテンEOの方がビックリしたなぁ。
ストーリーは、ティムバートン好み!と言う印象。
しかし、あれって赤の女王でしたっけ???
ハートの女王じゃなかったっけ???
そして、最後の戦闘シーン、チェスっぽいけども、
チェスなら、白と黒じゃないっすか?
白の女王、『私は殺生はしないと決めました』と言いますが、
それを命じたら、あなたの責任になるんじゃぁないでしょうか?
と、突っ込みどころは色々ありましたが、
笑える所あり、ホロッと来る所あり、盛り沢山で楽しめました。
哲学的なイモムシ、アブソレムの声をアラン・リックマンがやっていたのですが、
どうもイモムシがスネイプ先生に見えてしょうがなかったです。
最後、東インド会社か?となると、海賊か???
同じディズニー映画だし、、、などと想像逞しくするしょうでございましたw

●4月21日(水) チェーホフ短編集2
久々のあうるすぽっと。
新作の方の2から観劇。
コチラもチケット購入を忘れていて、
慌てて取ったのですが、中々良い席でございました。
チェーホフの短編集を、1本を軸にして繋いでいく形。
「おぉ、コレは好きな形式♪』と、心躍ります。
銀行家のサロンで終身刑と、死刑どちらが人道的に酷い刑かと
言うような事を議論され、では15年間自由を奪われた状態でいられたら、
銀行家が200ルーブルだそうということに。
その15年間の間に、自由を奪われた男性はあと5時間を残して
出奔して、大騒ぎ。
と、その15年の間に彼が読んだ本の内容という形で、
短編が演じられていきます。
最終的にその銀行家のサロンのシーンに戻って幕。
こういった形式の舞台を見るたびに、
こんな構成を作り出す人の頭の中身を見てみたいと思う私です(^_^;
24日に見る予定の短編集1を楽しみに劇場を後にしました。

●4月22日(木) 武蔵小金井四谷怪談
最近気になっている岩井秀人さんの、
口語で演じる古典という試みの2回目と言う事で、
チケット購入!
したのですが、この日あまりにも体調が悪く、
朝所用で出たのですが、一旦戻ったらもう動けず、、、、
非常に残念_| ̄|○

●4月23日(金) sarachi3
親族代表の生みの親、故林広志さんと、
東京ボードヴィルショーの大森ヒロシさんのユニットだそうです。
そのコントライブ。
結構ギリギリにチケット取った割には良いお席でございました。
斜め前には花組芝居の大井靖彦さんがいらしてましたし。
しかし、前日から引き続き体調不良。
身体を引きずるように向かった新宿シアターミラクルでしたが、
3分程遅れて会場に着いたらすっかり始まっておりました。
前を通ったお客さん、ごめんなさいでした。
もの凄い狭い劇場ですな(^_^;
『高き彼の物』で警官役だった石坂史朗さんなども出ておられました。
13本というあっちゅー間のネタが怒濤のように繰り広げられておりましたが、
中々楽しめました。
あんなに体調悪かったのに(風邪も引きかけて喉が激痛)も関わらず、
笑わせて頂きましたもの。
今回初めて見たのですが、安藤彩華さん。
綺麗な上に身体が良く動き、演技もなかなか。
いやー、楽しめました!
次回のsarachi4も既に公演が決まってる様子。
また行ってしまうかも、、、

●4月24日(土) チェーホフ短編集1
今回の短編集1は、再演だそうです。
コチラも2と同じ舞台装置。
今回は、旅の一座がある野外劇場にやってきて、
そこで演じられていく演目、と言ったような形式で
6本の短編が演じられていきます。
今回も6人の役者さんがころころと色々な役を演じていきますが、
皆さん巧い。
安心して見ていられました。
こちら、姫林檎さんもいらっしゃっていた様子。
きっとすれ違っていたんでしょうねぇ・・・

●4月24日(土) case3 職員室
U-1グランプリのコントライブ。
CASE1,2も気になっていたんですが、
結局見に行かずでしたが、今回はチケットゲットしました。
初日だったせいか、客席にブラボーカンパニーの
山本泰弘さんと、太田恭輔さんの姿がありました。
職員室でのどたばたをコントに仕立ててあるんですが、
福田雄一さんも出演!デカイですねぇ・・・
全身タイツで目玉おやじをやってましたが、キャラ固まる前に出てきたらしく、
マギーにたびたび突っ込まれていましたwww
『初日は開いたんですよ!!!』との言葉に、
福田さんの返答は『役者じゃねーんだ!』
開き直りかよ!w
山西享さんの『相棒』での決まり文句、『暇か?』まであったり、
笑わせる為には手段を選ばない!的な盛り沢山な舞台でした。
cubeのサイトの抽選でチケット申し込みをしたので(?)来週ももう一回行く予定。
その時までには、目玉おやじのキャラは固まってるんでしょうか、、、
カテコで、マギーに話を振られた六角慎司さん、
ドギマギしてる様子が可笑しくて、『ジョビジョバの関係性が垣間見られますね』と、
福田さんが言ったとおりで笑えましたw

●4月25日(日) THE LEFT STUFF 2回目
今回はぽち氏、キヨの二人と一緒に観劇。
ぽち氏、初っ端大王にボードに記入した名前呼ばれておりましたw
選択部分、前回とほぼ違う選択結果になり、嬉しい限り♪
朝食はGさんがコーヒー牛乳、
Eさんfromペルーの台詞部分、
『私行かないし』
Gさんは無罪で退場はしなかったものの、
Bさんに殴られてました。
一人っきりになるのはFさんで、まさか当たるとは思いませんでしたが、
本多劇場の舞台に立って参りました!!
いやぁ、ドキドキしましたが大王の髭のクルリン部分はしっかり見てきました。
『溶けかけの歌のお姉さんみたいな、,,』という、
ありがたい称号を頂いてきました。
やっぱり積極的に参加するとより楽しめますね。
また、出し物の練習シーンはCさんDさんのダンス。
前回、本当はコチラを見たかったので嬉しかったぁ!
んでも、ダンスシーンと言う程のものは見られませんでしたけどね。
最後は責任者がじゃんけんに勝って、全員焼却。
で、最後は変わらず。
この回はお客さんは大人しいなと思ったんですが、最後の拍手は鳴り止まず、
マチネだったにも関わらず、ダブルコール♪
出演者もビックリして脱ぎかけて出てきてました。
腹筋さんなんか、もうチケット販売に行きかけていたとか。
結局皆さんマリオカートをしに、戻って行かれましたけどもね。
で、観劇後は3人でタンブラン。

●4月26日(月) 父との夏
もう、この日なんか相当体調が悪かったのですが、
どうにも行かねばならないような気がして、
風邪薬をガバガバ飲んで(良い子は真似してはいけません)、
後悔しつつ向かいました、ら、
三田村組は、次回公演で最終公演だそうです(T_T)
前回公演からお気に入りになったのに、もう最終公演ですかぁ!
と思いつつ、物語は。
喧嘩別れした父と息子。
久しぶりに実家に戻った息子は、結婚予定の恋人を連れてきていて、
戦争の話を父に聞きつつ、父の気持ちを理解していき、
父は戦争の頃の少年時代を語りつつ、息子の気持ちを理解していく。
ホンワカとした、良いお話でした。
頑固な爺を演じさせたら抜群に嵌る三田村さん、今回も格好良かったです。
何時もは物販はパンフ程度しか興味がないのですが、
今回は”魔除け”だと言う、三田村さんの似顔絵が書かれた缶バッジ、
買ってしまいました。
これで、今後の魔除けはばっちりかな?

●4月29日(木) 鬼 -ONI
初、劇団ZAPPA。
役者さんたちの台詞回しには、ちと荒さも見えましたけども、
エンターテインメントとして、立派に成り立っていましたねぇ。
東京芸術劇場小ホールでしたけども、客席登場が盛り沢山で、
それもあってか、舞台が広々と見えました。
チャンバラ好きのしょうも納得の殺陣の数々。
嬉しいなぁ♪
脚本も中々練ってあって、話としても面白かった。
最後切ない部分もありますし、『そんな事出来るかいな!』という
部分もありますが、そこはお話ですしね。
幕末、追放になったはずのシーボルトが洞窟で隠れ暮らしていた、、、
と言う所から漢方と西洋医の医学者同士の利権争い、
桜田門外の変を絡めて、話は劇的になっていきます。
色んな史実を交えつつ、『あり得るかも』と思わせる話の流れは巧い!
色んな人物が出てきて、どんどん話は広がっていくかに見えるのですが、
最後はスッキリと纏まっていく所も気持ちが良い。
なんだか、良い広いものをした気分で劇場を後にしました。
カテコでの物販の販促、アンケートのお願いは中々面白かったです。

いやぁ、3日に1本みたいな勢いで見ておりますな。
いい加減遊んでばかりいないで、仕事探さないと、、、、
と言いつつ、5月もGWがあったりするんで、いきまくります!

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佳乃のパパ

『溶けかけの歌のお姉さん』ナイスでした!
by 佳乃のパパ (2010-05-04 19:57) 

しょう

佳乃のパパさん、コメントありがとうございます〜。
いやぁ、もっと気の利いた事を言いたいと思ってたんですが、
やはり舞台に上がるって言うのは、緊張しますね。
でも、楽しめました。
こんな思いをした人が、公演の数だけいるんですねぇ。
by しょう (2010-05-05 18:42) 

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