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『夢のひと』 @サンシャイン劇場 [大好きお芝居・舞台♪]

皆様、あけおめです。
昨年の分も沢山書きたい記事があって、
「ノロノロ更新していけばいっか」と、お気楽に考えていたのですが、
今日見た芝居が凄く良くて、
でも、
凄く空席が目立っていたので、
書きたい記事をすっ飛ばして、感想などを。
(過去記事はおいおいアップしていきます)

2006年に大阪でのみ公演だった初演。
すっごく見たい!
と思ったんですが、流石にそれのために大阪に行くのは、、、、、と
諦めていた作品が、キャストが変わって東京でも公演がある!
と言うことで、まぁ、キャストを見て多少不安もありましたが、
先行予約を申し込んだら当たりました。
5列目でしかも、18番ってど真ん中Σ( ̄□ ̄;)
もうワクワクして、仕事を終えてから行ってきました。


舞台は昭和10年からの12年間。
日中戦争、第2次世界大戦を挟んでいる時代。
大阪の置き屋を舞台に話は進みます。
大阪庶民を主人公にした舞台はわかぎゑふさんお得意の感じ。
ちゃきちゃきと進む内は笑えるシーンもあって、ラックシステムの『お祝い』っぽい雰囲気も。
だんだん話が進むにつれて、戦争が激しくなっていき、、、、、
(これ以上はネタバレになるので自粛)

主演の升毅さんのために書き下ろしたと言う脚本なので、
『一郎ちゃんが行く』にも似た雰囲気がありますが、
こちらはもっとシリアス路線。
しかし、今回も升さん若い奥さんですなぁ 笑
もう一方の渡辺いっけいさんも、堅物な海軍兵を見事に演じていられて、
「やっぱりこの人は舞台出身なんだなぁ」と、妙に納得。
(百鬼夜行抄の青嵐役も良かったですけど)
役者さんの中のお目当ては、野田晋市さん。
今回は本当に脇役で、2役やられていましたが、
だんだん年相応の役に近づいているのでしょうかね?
でも、ファンとしては殺陣もまた見てみたい。
今回はかなり憎まれ役もやっていたりしてましたけど、
コレがまた憎たらしい!!
もう、客席から石投げたくなるくらい。
(この辺の下りも『お祝い』に似たシーンありますね、アレは兵隊だったけど)

女性陣では、M.O.Pの林英世さんが居たりして脇はしっかり固まっておりました。
主演格の女優お二人、神田沙也加さんの水運ぶシーンなんかは、
「おいおい^_^;」と思ったりもしたけれど、他は想像より遙かに。
そして、一番ビックリだったのは安倍麻美さん。
今回のキャラのせいもあるんでしょうけども、かなり自然。
最後のシーンもまた、見事。
ちゃんと波も作れてる感じがあって、そういうのも○
(アイドル出の女優さん上手いことはあっても一本調子な事が多いので)

何しろ、お話が良いのです。
なのに、あぁ、なのに!!
客席ガラガラ_| ̄|○
最後の拍手のとき、あまりにもパラパラな拍手で
『鼻啜る音がけっこうしていたのに』とおもったのですが、
観客の数が異様に少ないことに原因があるとは!
カーテンコールでも、席があるのは役者の皆さん残念そうでした。
「ぜひ、今日の感想をお友達に、、、
 クチコミの力は偉大ですから!!」と 笑

今週末、お時間ある方は是非サンシャイン劇場へ足を運んでみてください。
2時間半後には、心洗われて劇場を後にしてると思いますよ。


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