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KABUKI-ISM ナイルの死神 by 花組芝居 [大好きお芝居・舞台♪]

今回ももう少しで_| ̄|○になるところでしたが、
諦めなければ活路を見出す事はできるんだー!
と言うことを学びましたw
そろそろ出よう♪
できれば劇場ロビーのHUBで一杯、なんて甘く考えていたら。
「しょうさん、ディスクが足りなくなっちゃったから追加して」とのお達し_| ̄|○
もう、怒涛の勢いでディスク追加しましたよ、えぇ、もう今までの最短記録かもw
で、会場についたら10分前。
今回は近い会場でよかった、、、、

本当に面白い舞台でした。
迷ってる方は是非!まだチケットは沢山あるようですよ。


091023_nile1.jpg
今回の劇場は、六本木の俳優座劇場。
座席は14列4番と言うことで、最後列でしたが、
初日にも拘らず、補助席っぽいものも出たりして、会場はほぼ満員。
まぁ、小さい劇場ですけどもね。
あれくらいだと、最後列でもよく舞台上が見えて良いですね。
(小さい箱が好きなだけでしょうけど)

会場はやっぱり女性が95%と言った感じでしたが、
結構お歳の方もいらっしゃる感じでしたね。

開演前の諸注意は、ロータス号にご乗船の皆様に送ると言う体で
谷山知宏さんが、客室係の役そのままの感じでご紹介。
彼のちょっとトーンの高い惚けた声色は、あぁ言った場面ではぴったりかもしれませんね。
つい聞いちゃいますwww
また、幕間での物販販促もちょこっとしていました。
磯村智彦さんとね。
あそこはもうちょっと遊んでも良いなぁ、と感じるのはリリパの影響でしょうかねwww
(でも誰もコングさんの真似はできまいw)

原作はアガサ・クリスティですから、内容は知ってる方も多いのでは。
(しょうは未読でした)
少し前の時代ですが現代劇で、洋物で、しかも歌舞伎ism。
それはもう、花組芝居にしかできない技でしょう、と思ってチケットを取りましたが、
いやぁ、面白い!
加納さん演じるジャクリーンの21,2歳と言うのは、ちょっと無理がある感じがしましたけど(^^;
でも、やはりそこはKABUKI-ISM。
皆さん白塗り(エジプト人のお二人は黒かったですが)で、しっかり作りこんでいたのです。
衣装もかなり素敵でしたぁ。
登場シーンは、それぞれに花組内での家紋をどこかしらに付けてるんですよね。
船内のパーティシーンのドレスなんか、どの方も素敵で、、、ウットリ

秋葉陽司さん演じる、ミス・フォリオ=フルクス。
パーティのシーンでは裾に花札がついてるようなドレス w
全体的に和物を仕立て直したようなものが多く、その辺リリパとかラックシステムっぽいのですが、
花組芝居のほうが、舞台衣装として作られていて豪華な感じ。

特に、矢代進一さんは今回大金持ちの令嬢で、別嬪さん ケイ・モステインの役だったのですが、
もうね、本当に美しい!
衣装だけじゃなくて、八代さん自身が!(大興奮w)
我がままで、お金持ち特有のちょっと鼻につく傲慢さがよく出ていました。
ドレスアップした時は背中が大きく開いたドレスで登場。
踊ってると一瞬筋肉がモリッとなって、「おっ???」となるのですが、
それ以外は完全に令嬢でした。
小林大介さんの演じた、ケイの旦那様も素敵。
いーなー、似合うなーと、素直に思ってしまえるほど。

舞台は、船内のサロンのみ。
アガサ作品らしく、原川さん演じる神父が探偵役。
ミステリー作品としては、うーん、分かりやすいかも知れませんねぇ。
途中、やたらと長い幕があって、そこで
「あぁ、コイツか、、」と分かってしまったしょう。
きっと2時間ドラマの見すぎですね。
(休日の食事時、必ず我が家のTVでは昼は火サスの再放送、
夜は土曜ワイド劇場、が掛かっている我が家、、、、)
もう一ひねり欲しかったし、桂憲一さん演じるスミスには、
もうちょっと活躍の場が欲しかった。

最後、うーん、そこで終わりかと言う幕切れでしたけど、
土壇場でサイモンが出てきたりして、あれ以上引っ張って、
お涙頂戴っぽくなると、それこそ2時間ドラマ臭が強くなってしまいますしね。
盛り上がってくると、歌舞伎色が強くなってきて
ちょっと見得を切ったりする場面もあり。
あぁ言う時に、掛け声が掛かったりするとまた盛り上がるんでしょうけどねぇ。

カーテンコールは1回でしたが、
最後、ちょこっとだけ加納さんが出ていらして、
『新しい事をやっていないと死んじゃう劇団なモンで、アガサなんてやってみました。
幕も新調しましたので、KABUKI-ISMを気に入って頂けないとこの幕もこれっきりになっちゃうなー・・・』
なんて仰っていましたが、なんのなんの!
エンターテインメントとして、立派に成立していました。
頑張って諦めずに、怒涛の勢いでディスク追加して出てきた甲斐があったと言うものです。
来年もヌーベルと本公演1回ずつあるようですし、これからも花組芝居の舞台は、
目が離せません♪
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