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パワー・オブ・イエス by燐光群 [大好きお芝居・舞台♪]

チラシが凄く気になって、でも見た事がない劇団だったし、
迷って迷って迷ったあげく、チケット購入。
雨の降る中、喉が痛いけども行ってきました。
(性懲りもなく、また風邪がぶり返しているしょうです)

100511_poy01.jpg
劇場 ザ・スズナリ
座席 B列7番(2列目のど真ん中)

無料パンフには、用語解説もあったり。
この芝居の成り立ちが凄い。
2009年春に、イギリスのナショナル・シアターから
劇作家デイヴィッド・ヘアーに、世界金融危機が何故起こり、今何が起こっているのか
と言う新作を依頼したのだとか。
こんな劇作依頼をする依頼主って、凄い、、、
イギリスを舞台にしているので、大臣やら銀行家は実在の方々に
似ている役者を起用し、そっくりさん大会風の趣もあるそうです。
日本では、この手の話題は最近は週末の夜辺りに池上彰さんの解説を見る。
と言うのが主流なので、不思議な感覚のまま見ていましたね。

イギリス人ぽい、皮肉を効かせた言い回しは、
日本語に翻訳すると、分かりにくい。
台詞回しや、滑舌があまり良くない役者さんだと、
それが顕著になり、「うがー!フリップで解説してくれ!」と
言う気分になった事も。
劇作家が銀行家や、金融ジャーナリスト、政治家などに
インタビューして行くという形態。
劇作家のみアメリカ人のJohn Ogleveeさん。
日本語堪能な方ですが、やはり聞きづらい箇所もあり。

総括すると、それこそ色んなニュース番組や、報道番組などでの
特集のような事になりますが、それぞれの人物へのインタビュー中、
それぞれの人達の葛藤も見えたりして、その点が面白い。
舞台装置も、明るい木の床に柱が3本というもの。
その3本の柱から次々と人が登場してきて、『コレどうなってるの?」。
2回、3回と見ないと全体像が掴みづらいですが、
こんなドキュメント的な演劇も、面白いですね。
次回見に行くなら、出てくる役の人達の事をもっと調べておくと楽しめるかな。

アフタートークまで、聞いた後今日は珍しくまっすぐ帰宅。
駅までの道、しょうの後ろを役者さんたちが話ながら歩いていて、
しっかり通る彼らの声に思わず聞き耳を立ててしまいましたw

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