モジョ ミキボー @OFFOFFシアター

コチラもチラシで、お！と思ったもの。
2月に見た”パパは犯罪者？！”では、
ちょいと渋い演技を魅せてくれた浅野雅博さん、
同じ文学座の石橋徹郎さんの2人芝居で17役。
しかも、駅前劇場と同じようなキャパの小屋なら、
と言う事で、チケットゲット。

場所は、OFFOFFシアター。
座席は、B列7番。
B列というので、2列目かと思ったけど最前列。
しかもど真ん中辺り。
うはぁ、こりゃハードなと思ったけれど、
始まったらあっという間に引き込まれました！

1970年代の北アイルランド ベルファストが舞台。
当時、カトリック系住民と、プロテスタント系住民の紛争が
激化していた地域です。
そこの、敵対していた地域同士の子供が出会い、
様々な経験を共にしていく、成長物語。
一時大人達の作った境界により引き裂かれる二人。
しかし最後には、昔一緒に遊んだ経験が二人を近づける。
ちょっと希望を持たせてくれる最後でした。
子供の持つ、可能性の前に紛争がバカバカしく描かれています。

多分、このお芝居は細かいストーリーは必要ない感じ。
兎に角2人の役者が、舞台上で次々に17人を演じ分けていくのを
どっしりと堪能させてくれます。
ちょっとした帽子や、カチューシャ、前掛けなどで
ころころと変わっていく役。
それがしっかりと演じ分けられているのがビックリ。
ミキボー（石橋徹郎さん）の地域でのガキ大将との決闘シーン、
そこからの逃走シーン。
転んでモジョ（浅野雅博さん）が取り残されるシーンが凄いwww
もう、コレを見る為だけに行っても良い位凄いです。

ただでさえ狭い舞台を所狭しと使い切る二人の役者。
最前席で見た事でより、迫力を感じました。
途中、ブランコするシーンがあるのですが、
モジョが脚を伸ばしたら、隣の席の方の顔に当たりそう、、、
まぁ、箱自体が小さいので一番後ろの席でも、
しっかりとこの迫力は感じられそうですけども。
兎に角楽しいし、面白いし、良いお芝居でした。
二人芝居で1ヶ月のロングラン。
平日にもう一回くらい行ってみようかしら、
そう思えるお芝居でした。
3500円ですし、お暇な方は是非！

=== おまけ ===

北千住から下北沢に移動して、時間があったので、
久々にぶらぶら。
途中、ワッフルカフェで休憩しました。
キャラメルソースとバニラアイス。
＋ホットコーヒー。
この摂取カロリーを消費する為にちゃっちゃか歩いたつもりだけど
さて、どうなっている事やら、，，(^_^;